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創業の成否を分けるのは「知識」よりも「行動」

前回の記事では、創業において最も重要な「考え方(マインド)」について整理しました。
今回はその続きとして、創業を現実の事業として動かしていくための「行動」に焦点を当てます。

創業は、正しいマインドを持つだけでは前に進みません。
一方で、行動だけを先行させても、方向を誤ると大きな遠回りになります。

ここでは、本シリーズで扱ってきた内容を踏まえ、「創業初期に、何を・どの順番で行動すべきか」を整理します。

① まずは「経営計画書」を行動の起点にする

創業時に作成する経営計画書は、融資や補助金のための書類だと思われがちです。
しかし本来は、創業後の行動を判断するための基準として機能するものです。

・どんな顧客に、何を提供するのか
・どこで収益が生まれるのか
・どの活動に優先的に時間とお金を使うのか

これらを言語化しておくことで、日々の意思決定が格段に楽になります。

② 市場・顧客・自社価値を「行動に落とす」

市場分析や競合分析は、分析して終わりでは意味がありません。
重要なのは、「だから自分は何をするのか」を決めることです。

・どの顧客に、まずアプローチするのか
・他社ではなく、自社を選んでもらう理由は何か
・どの商品・サービスを主力にするのか

この整理ができると、営業・販促・価格設定といった具体的な行動が明確になります。

③ 収益モデルと資金計画をセットで考える

売上の見込みだけを立てて創業するのは危険です。
同時に、「お金がどう流れるか」を把握しておく必要があります。

・売上が入金されるタイミング
・毎月必ず出ていく固定費
・一時的に資金が不足する可能性

これを事前に把握しておくことで、無理のない事業運営が可能になります。

④ 販路開拓とマーケティングは「小さく試す」

創業初期から完璧なマーケティングを目指す必要はありません。
むしろ重要なのは、小さく試し、反応を見て修正することです。

・まずは誰に届けるのか
・オンラインとオフライン、どちらを使うのか
・最低限、何を伝えればよいのか

実際の顧客の反応を見ながら、少しずつ改善していくことが現実的です。

⑤ 創業後の経営管理まで含めて「行動」を考える

創業はスタート地点であり、ゴールではありません。
むしろ、創業後の管理と改善こそが本番です。

・キャッシュフローの管理
・顧客との関係づくり
・税務・労務・法務といった基礎的な管理

これらを後回しにせず、早い段階から意識することが、事業を「続ける」ための行動になります。

⑥ 行動に迷ったときは「一人で抱え込まない」

創業者がすべてを一人で判断し続けるのは簡単ではありません。
特に創業初期は、正解が見えにくく、不安も大きくなりがちです。

そんなときこそ、第三者と一緒に状況を整理し、次の一手を考えることが有効です。

まとめ:創業は「考えながら動き、動きながら修正する」

創業に必要なのは、完璧な計画でも、勢いだけの行動でもありません。
考え、動き、修正することを繰り返すことです。

当事務所では、創業者の方が自分自身で判断し、行動できるようになることを重視した伴走支援を行っています。
「何から手を付ければよいかわからない」「一度整理して話してみたい」という段階でも構いません。

まずはお気軽にご相談ください。

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